2年生の3cチームがPBL活動において、福井の特産である花らっきょうのおいしさや魅力を伝えるために、「らっきょうタルタル」を考案しました!そのアイデアに福井駅前にあります「かくれわ食堂」さんが協力してくださり、8月24日、25日のフェニックスまつりに合わせてお弁当の店を出店することができました!!
メニューは「らっきょうタルタルたっぷりの鶏唐揚げ」と「らっきょうタルタルたっぷりの白身フライ」。派生メニューでサンドイッチも考えました。
仕入れから、材料の仕込み、調理、販売全て羽水高校の生徒たちだけで行いました。かくれわ食堂さんには素晴らしい調理場と、お店のスペースを提供いただき、最高のサポートがあったおかげで無事これらの活動を進めることができました。
たくさんのお客様に来ていただき、料理を喜んでもらえました。提供に余裕のあるときには、花らっきょうを使っていることや、羽水のPBL活動の主旨などを説明することもできました。一般の方は、高校生が全てを準備し、販売していることに驚き、励ましのお声をたくさんかけてくださいました。
2日間で販売予定していた分は、1日目でほぼ売り切り、全体の売り上げはかなりのものになりました。当日は学校祭準備が終わってから、買いに来てくれた羽水高校生もたくさんいました。ありがとう!
話は少し遡り、出店を決めてからも資金がなくて3cチームは困っていました。そこで福井商工会議所青年部(YEG)さんの企画で「福井の虎」という、アイデアをプレゼンし資金を募るというイベントに応募しました。残念ながら賞には漏れましたが、YEGに所属されている久保田製菓さんが特別に応援したいと仰ってくださり支援金を出してくださることになりました!!YEGの方々も告知協力や、商品購入で大変お世話になりました!皆様本当にありがとうございました!!
9月6日、久保田製菓さんが来校くださり、支援金を受け取りました。このお金なしに出店はできませんでした。感謝しかありません。この貴重な経験をバネにさらに探究活動を頑張ります。
9月13日(金)のASUの時間(6・7限目)を利用して開催された「キミのミライのカタチ」。生徒が文系・理系の選択の参考となるよう様々な職業を知り、自分の将来について考えるようにと、今年も育成会(本校PTA)の進路生活委員の皆さんが企画・運営して下さいました。イラストレーター、社会福祉士、公務員、司法事務、電子部品製造業など10会場に12名の講師の方をお迎えし、生徒たちは2つの会場を選んで参加しました。文理選択の参考にしようと、講師の方の仕事の内容や取り組みに真剣に聞き入っていました。
サービス業の会場では、福井ユナイテッド株式会社の営業部部長様から、お話をうかがいました。「学生の頃に、好きだった静岡のサッカーチームの試合に行くと、まず子どもたちの試合があって家族みんなでスタンドから応援し、そのあと子どもたちもスタンドに座ってプロチームの応援をしていた。このようにサッカーでみんなが幸せになる様子に感銘を受けた。その後、福井にサッカーチームが出来て一生懸命応援していたら、チームの運営に誘われた。」と、好きなことで人を幸せにする素晴らしさをお話しされました。また、「通訳、栄養士、営業など、福井ユナイテッド株式会社の中にはいろんな仕事がある。好きなものに貢献する道はたくさんある。」と、自分の興味関心を追求したり、強みを活かしたりできる方法はたくさんあると、生徒たちを激励して下さいました。また、「チームが強くなったから観客が増えるのではなく、観客が増えたから強くなるものだと考えている」とのお言葉がとても印象的でした。
生徒たちは今日の話を聞いて、仕事について理解を深めることができ、今後の文理選択等に活かすことができそうです。講師の皆様、育成会進路生活委員の皆様、本当にありがとうございました。
9月1日(日)に2024年度の羽水高等学校体育祭がおこなわれました。
校長・育成会会長・生徒会長が挨拶を述べ、体育祭実行委員長が競技の説明をしました。そして、選手宣誓が終わると大玉送りで競技開始。上の写真は、選手宣誓と大玉送り、玉入れ、ムカデ競争の様子です。
昼食休憩をはさんで、デコレーション(各色が定めたテーマを表現した作り物)発表と応援発表で午後の部が開始。上の写真は、応援発表と騎馬戦、障害物リレー、綱引きの様子です。競技はその他、クラス別リレー、ウルトラクイズ、色別リレーがおこなわれました。
学校祭3日目の体育祭は、当初は8月31日(土)に予定されていましたが、台風10号の影響で順延となりました。順延の決断が功を奏し、とてもよい天候のもと、時折吹く涼しい風を感じながらの楽しい1日となりました。
9月7日(土)に高校生未来創造委員会の活動の一環として、勝山市でフィールドワークがおこなわれました。高校生未来創造委員会とは、7月に羽水高校でおこなわれた教育長によるワークショップに際して募られた、みらいの福井を創造するために、様々な方々と協働して学習する高校生たちのグループです。
訪問先は、勝山市滝波町1丁目の縫製工場(株)ラコームさんです。織田研吾社長から、繊維産業の現場や働き方、アップサイクルなどの環境負荷軽減に向けた取り組み、会社とまちづくりのかかわりに関する説明などをしていただき、また工場見学もさせていただきました。
午後は、未来創造委員会のオリジナルTシャツを作成しました。まず、男子・女子それぞれがパソコンを使って織田社長とデザインを考えました。そして、シルクスクリーンというプリント方法の工程を見せていただき、仕上げは各自が選んだインクでTシャツにプリントしました。
男子がTシャツにプリントしているあいだに、女子はミシン体験もさせていただき、肩にかける小物入れを作成しました。
完成したTシャツを着て、また有名ブランドのパンツやスカートをお借りしてファッションショーのように歩いてみました。そして、全員で記念写真撮影。最後に、織田社長から元気が出るお言葉を頂きました。
(株)ラコームの皆様と未来創造部未来戦略課を始めとする県庁関係者の皆様の温かいご指導のおかげで、生徒たちは多くの事を学ぶことができ、また貴重な体験をすることができました。有難うございました。
8月29日(木)より今年度の「羽高祭」が実施され、1日目と2日目は文化祭が行われました。
文化祭1日目は、フェニックスプラザでのオープニングから始まりました。今年のテーマである「Balloon(バルーン)」を題材に、4色それぞれの代表である「色長(いろちょう)」たちと生徒会メンバーによる映像作品やダンスによって、華やかな幕開けとなりました。
放送部の発表では、普段は昼食時に放送されているラジオ番組を生放送形式で披露しました。生徒からのリクエストで招かれた教員も交えて軽快なトークが飛び交い、和やかな時間が流れていました。
演劇部の発表では、廃部寸前の新聞部員たちを描いた青春群像劇が披露されました。音響や小道具、演出にもこだわった熱演に、多くの観客が見入っていました。
ファッション部門の発表では、キャラクター・ドレス・和・フリーの4つのテーマに合わせて色とりどりの衣装が披露されました。モデルを務める生徒のパフォーマンスや演出も相まって会場全体が熱狂していました。
ダンス部門の発表では、例年よりも準備期間が短かったにもかかわらず、息の合ったステージが繰り広げられました。1年生から3年生までが溌剌とした群舞を披露し、会場を大いに沸かせていました。
邦楽部の発表では、壮麗な古典音楽のみならず、生徒になじみ深いJ-POPの楽曲も披露されました。箏の、ときに繊細でときに大胆な音色に多くの聴衆が魅了されていました。
合唱部の発表では、思わず手拍子したくなるようなアニメソングやしっとりと聞き入るメドレーなど、工夫を凝らしたセットリストで歌唱が披露されました。伸びやかな高音や多彩な歌声に聴衆は圧倒されていました。
吹奏楽部の発表では、バラエティ豊かなメドレーや色長たちの歌唱付きステージが披露されました。第3学年を受け持つ教員も盛り上がりにひと役買い、文化祭1日目のフィナーレを飾る盛大なパフォーマンスが繰り広げられました。
文化祭2日目は、体育館でのオープニングから始まりました。
そのあと体育館では、各色の歌合戦がありました。観客を盛り上げるための工夫を凝らした演出は圧巻でした。
そのあとには有志が集い、ALLフェスタが開催されました。
歌やダンス、バンドの披露が行われました。
校舎では、教室を自由に使いアトラクションを体験するフリースクエア、文化部の展示、献血コーナー、模擬店の出店が行われていました。育成会の方々の協力もあり、どの場所も活気にあふれていました。また、今年は福井南警察署のご協力により、緊急車両の展示や羽水高校生と警察職員の皆さんとの交流もありました。
9月1日(日)の体育祭で、育成会を代表して朝倉会長が「横断歩道で歩行者のために一時停止」を呼びかけるマグネットシートを、保護者の皆さんに配布しました。
本年度のHigh School×Police じこなくし隊∞(県警とコラボして交通事故の減少に取り組む羽水高校生のグループ)が取り組むテーマは、反射材の活用、自転車使用時のヘルメット着用、自動車の横断歩道での一時停止です。生徒たちの活動に共感して下さった朝倉会長が、体育祭を見に来られた保護者の皆さんに趣旨を説明し、隊員と共に横断歩道での一時停止を訴えるマグネットシートを配りました。
生徒からは羽水高校の教職員にも配布活動をしており、生徒・保護者・教職員が一体となった取り組みが、県内の交通安全の意識の向上に少しでもつながれば幸いです。