羽水高校BLOG

高校生未来創造委員会中間報告会

投稿日時: 2024/10/28 9:22

 10月25日(金)に高校生未来創造委員会の中間報告会がおこなわれました。高校生未来創造委員会とは、7月に羽水高校でおこなわれた教育長によるワークショップに際して結成された、みらいの福井を創造するために、様々な方々と協働して学習する羽水高校生のグループです。

 委員会の生徒は、これまでに2回のフィールドワークに行きました。1つ目は、勝山市の縫製工場(株)ラコームさんを訪問しました。織田社長からの説明と工場見学があり、そして未来創造委員会のオリジナルTシャツを作成しました。2つ目は、三方五湖の魅力を学びました。三方五湖の特徴や課題を学習(レインボーライン山頂公園)、湖で伝統漁法体験、年縞や年縞により明らかとなる歴史を学習(年縞博物館)、Switch Switchの阪野さんにお会いしてサスティナブルな一次産業の在り方やそれらを販売する手立てについてディスカッション、というプログラムでした。

 中間報告会の前半で、これまでの2回のフィールドワークの内容や学んだことを羽高生や教職員に発表しました(上の写真)。質問に対し委員は、三方五湖の効果的なPR方法について述べたり、世界を活動の場とするような行動力を自分も身に付けたいと語ったり、堂々と答えていました。

 後半は、県の未来戦略課職員の方々と、長期ビジョン実行計画の改定を念頭に置いた意見交換を行いました。2040年の福井がどのような姿になっていると良いか、そのために県がすべきこと・自分たちができることなどについて、意見を出し合いました。

 本校では、PBL(Project Based Learning: 課題解決型学習)に学校全体で熱心に取り組んでおり、ものごとを様々な視点から批判的にとらえる力が養われます。本日の報告会でも、説得力のある意見を述べることができていました。高校生未来創造委員会の様々な活動を通して羽水高校の生徒たちが、見聞をさらに広げ、福井についてさらに考え、ゆくゆくは地域に貢献できる人材になって欲しいと願います。
 未来創造部未来戦略課の皆様の温かいご指導のおかげで、生徒たちは多くの事を学ぶことができました。有難うございました。

羽高生、北陸技術交流テクノフェアへ

投稿日時: 2024/10/25 14:15

 10月18日(金)に福井県産業会館で開催された北陸技術交流テクノフェア(TECHNO FAIR)に、羽水高校生が行ってきました。

 TECHNO FAIRとは、業種・分野・地域を超え、様々な企業・大学・研究機関等が一堂に会する北陸最大級の総合展示会で、10月17日(木)、18日(金)に開催されました。福井商工会議所様が羽水高校をお誘いいただき、高校生来場者企画として、高校生を様々なブースに案内していただきました。

 最先端の技術を目の当たりにして、生徒たちは目を輝かせて説明を聞いていました。TECHNO FAIRの開催趣旨の「産学官の技術連携を促進し、革新的なテクノロジーと新たなビジネスを創造することで、社会課題に対処し、持続可能な社会の実現を目指していく」ことに貢献できる社会人に、彼らにもなって欲しいものです。福井商工会議所の皆様、ありがとうございました。

大活躍!なぎなた部の大関先生、三原選手(in嬉野市)

投稿日時: 2024/10/24 10:34

 第78回国民スポーツ大会(以下、国スポ)の正式競技の1つであるなぎなたが、10月12日(土)~14日(月)にU-Spo(佐賀県の嬉野市中央体育館)で行われました。本校から、大関澄花先生と3年生の三原和奏さんが出場しました。

 まずは基本的なルールを紹介します。なぎなたは試合競技と演技競技の2つがあります。国スポでは、どちらもトーナメント方式で競いました。
○ 試合競技
 防具をつけ、定められた部位を確実に早く打突して勝負を競う。試合時間は3分で時間内に勝敗が決まらない場合は、2分の延長戦を行う。延長戦1回で決着がつかない場合は審判員の判定となる。
○ 演技競技
 全日本なぎなた連盟のしかけ応じ8本の中から定められた3本を、2人1組の演技者によって行い、その技の優劣を競い合う。姿勢、服装、態度、発声、呼吸と気持ちが調和しているかなどの点が判定基準となる。(以上、SAGA 2024 国スポ 全障スポ HPより)

 大関先生(写真後列右から2人め)は、成年女子演技競技に出場しました。1日で合計6試合を戦いましたが、最後の順位決定戦に勝利し、みごと7位入賞の成績を収めました。三原選手(前列中央)は、2校の高校生3名によるチームの中堅として、少年女子試合競技で2回戦進出を果たしました。三原選手は2回の試合でいずれも勝利しました。お二人の活躍は、学校全体の喜びであり誇りです。本当にお疲れさまでした。

三原和奏さんのコメントです。
 国スポでベスト8位に入るために練習を重ねてきました。悔しさが残る結果にはなりましたが、引退最後の試合で自分の今までの努力を出し切ることができ、満足のいく良い試合ができました。チームでの自分の役割を果たせたと感じています。一回戦、二回戦どちらとも二本取れたのは三年間続けてきた部活動での練習の成果と、一緒に頑張ってきた仲間のおかげだと思っています。国スポという貴重な体験ができたことに感謝しています。

 なぎなた部やボクシング部といった、県内では数少ない部活動が羽水高校にあります。少ないがために、福井県のためにも頑張ろうと、日々精進している生徒たち、そして先生がいます。なぎなた部とボクシング部への応援を、また羽水高校の部活動への応援をよろしくお願いいたします。

2年PBL「子育て・教育」領域 活動紹介

投稿日時: 2024/10/23 8:11

 2年生のPBLも佳境を迎え、多くのチームが精力的に活動しています。今回は「子育て・教育」領域から3チームをご紹介します。

<5-jチーム>
設定した課題:保育士の負担を減らすためには
解決策の方針:お誕生日会にて、保育士さんの代わりに自分たちがイベントを行う

 福井市の鹿苑こども園の10月お誕生日会にて、「大きな蕪」をオマージュした「大きな芋」の劇をピアノ伴奏、衣装付きで披露しました。

 普段は保育士さんがお誕生日会の2ヶ月前から企画・準備を進め、飾り付けの作成や劇の練習などを行っているとのことです。生徒たちがイベントを担当することで、少しでも保育士さんの負担軽減となることを目指しました。

 当日は園全体で盛大に歓迎され、高校生と子供たちとの温かな交流が生まれていました。

<1-jチーム>
設定した課題:子どもたちに食物アレルギーについて知ってもらうには
解決策の方針:アレルギー対応のチョコボールを作り、クイズを交えて簡単な食育を行う

 敦賀市のこども食堂青空にて、アレルギーフリーのおやつ作りと、アレルギーに関するクイズ、紙芝居の読み聞かせを行いました。

 こども食堂のスタッフの方々や、来訪する子供たちとの交流を通じて、生徒たちは「どうしたら自立した食生活を送れる子供を増やすことができるか?」という問いに対する考えを深めていました。

<5-kチーム>
設定した課題:石塚左玄の教えについて知る場面を増やすには
解決策の方針:紙芝居を作って保育園で読み聞かせを行い、石塚左玄の教えを伝える

 福井市のやわらぎ木田認定こども園の年長クラスにて、「食育」という言葉の生みの親である石塚左玄のエピソードを紙芝居にして披露しました。

 子供たちの生き生きとした反応や素直な感想に、初めは緊張気味だった生徒たちも徐々に笑顔が溢れ、大きな達成感を得ることができました。

 今後2年生は、これまでの探究のプロセスを振り返り、省察する段階に入っていきます。「子育て・教育」領域をはじめ、多くの地域の方々に支えられて、PBL活動を展開することができています。ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。
 もし「羽水高校生と一緒にこんな活動をしてみたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ本校の探究企画部までご連絡ください。

11月12月行事予定が公開されました

投稿日時: 2024/10/21 12:06

11月パン販売・食堂営業日が公開されました

投稿日時: 2024/10/21 12:01

ヤマト運輸株式会社 × じこなくし隊∞

投稿日時: 2024/10/10 12:43

 10月9日(水)に本校の応接室で、ヤマト運輸様に「横断歩道&歩行者de STOP! ~わたしは歩行者を優先します~」のマグネットシート142枚をお渡ししました。

 ご来校いただいたのは、五十嵐 満様(ヤマト運輸株式会社 福井主管支店 安全・コンプライアンス担当 安全指導長様)です。ヤマト運輸にお勤めの育成会(羽水高校のPTA)の役員の方が、羽水高校のじこなくし隊∞の生徒による、横断歩道での一時停止を呼びかけるマグネットシートの普及活動を職場で紹介してくださいました。これがきっかけとなり、ヤマト運輸のトラックに貼っていただける運びとなりました。
 五十嵐様は、「貼らせていただく。地区によってはすでに貼ってあるトラックもあるが、古くなったシートは取り換え、新しいトラックにも貼る。」と、快く受け取ってくださいました。また、運送の業界についての生徒の質問にもお答えいただき、「今後も何か力になれることがあったら連絡ください」とおっしゃって下さいました。

 これまで教職員や育成会の方々に協力してもらう活動を生徒たちはしてきましたが、今回のヤマト運輸様からのこのオファーはとても嬉しい驚きでした。自分たちの小さな取り組みが、大きな実となる経験をして、ますます探究活動に精を出すことが出来そうです。五十嵐様をはじめヤマト運輸の皆様、育成会の役員様、本当にありがとうございました。

※ じこなくし隊∞は、羽水高校の「総合的な探究の時間」の授業で交通に関する地域の課題を探究していた生徒(現在8名)を中心に、2023年に福井県警察本部とコラボして発足しました。初年度は、反射材の活用・普及に取り組み、2024年度は横断歩道での一時停止と自転車乗用時のヘルメット着用促進にも取り組んでいます。