第78回国民スポーツ大会(以下、国スポ)の正式競技の1つであるなぎなたが、10月12日(土)~14日(月)にU-Spo(佐賀県の嬉野市中央体育館)で行われました。本校から、大関澄花先生と3年生の三原和奏さんが出場しました。

まずは基本的なルールを紹介します。なぎなたは試合競技と演技競技の2つがあります。国スポでは、どちらもトーナメント方式で競いました。
○ 試合競技
防具をつけ、定められた部位を確実に早く打突して勝負を競う。試合時間は3分で時間内に勝敗が決まらない場合は、2分の延長戦を行う。延長戦1回で決着がつかない場合は審判員の判定となる。
○ 演技競技
全日本なぎなた連盟のしかけ応じ8本の中から定められた3本を、2人1組の演技者によって行い、その技の優劣を競い合う。姿勢、服装、態度、発声、呼吸と気持ちが調和しているかなどの点が判定基準となる。(以上、SAGA 2024 国スポ 全障スポ HPより)

大関先生(写真後列右から2人め)は、成年女子演技競技に出場しました。1日で合計6試合を戦いましたが、最後の順位決定戦に勝利し、みごと7位入賞の成績を収めました。三原選手(前列中央)は、2校の高校生3名によるチームの中堅として、少年女子試合競技で2回戦進出を果たしました。三原選手は2回の試合でいずれも勝利しました。お二人の活躍は、学校全体の喜びであり誇りです。本当にお疲れさまでした。

三原和奏さんのコメントです。
国スポでベスト8位に入るために練習を重ねてきました。悔しさが残る結果にはなりましたが、引退最後の試合で自分の今までの努力を出し切ることができ、満足のいく良い試合ができました。チームでの自分の役割を果たせたと感じています。一回戦、二回戦どちらとも二本取れたのは三年間続けてきた部活動での練習の成果と、一緒に頑張ってきた仲間のおかげだと思っています。国スポという貴重な体験ができたことに感謝しています。

なぎなた部やボクシング部といった、県内では数少ない部活動が羽水高校にあります。少ないがために、福井県のためにも頑張ろうと、日々精進している生徒たち、そして先生がいます。なぎなた部とボクシング部への応援を、また羽水高校の部活動への応援をよろしくお願いいたします。