1年生の新カリキュラムの国語の科目に「言語文化」があります。先生のひとりはこの授業で、百人一首を授業の導入に使い、生徒の興味関心を引き出し主体的な学習に結びつけています。更に、和歌を詠むことで、古典文法の基礎を学びます。

「五色百人一首」を教具として用います。指定された限定20枚の取り札を机の上に並べ、読み札が詠じられます。経験者はすかさず取り札を押さえ、教室中に驚きと笑い声が響きます。

20枚のうち19枚は、競技カルタと同じ要領で友達相手に取り合いますが、最後の20枚目は、ノートに書き取り、先生から文法や修辞技法に関する質問や解説が行われます。時には和歌が詠まれた背景や作者のエピソードまで話が及びます。
生徒達は、1000年の時を超えた百人一首を通して言語文化を学んでいます。
毎週金曜日の6・7限目は、1年生が自分に必要な学びをデザインするASUの時間です。
11月11日(金)は「フクイデザイン・ラボ」、「JTB福井支店」、「本校育成会」のご協力を得て、『教養講座』を開きました。
「フクイデザイン・ラボ」の講座では、カードを使ったグループワークや社会人ゲストのお話から、自分のライフデザインについて考えました。

「JTB福井支店」の講座では、ツーリズムの現在と未来、福井の可能性について学びました。

本校育成会の方の講座では、学生時代から現職に至るまでの経験をお聞きし、仕事は何かや人の縁を大切にすることについて考えました。

ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
世の中には、さまざまなデザインが溢れています。私たちは、特に意識することなく、無意識でそれらに触れていることが多いです。しかしながら、デザインというものは、ミリ単位で考えられていて、ほんのわずかな明暗で色を決定しています。選ぶ人の中にも、本当に「何でもいい」と思って選んでいる人は少なく、そこには、選ぶ人のこだわりが存在しています。

選ぶ側は、色やキャラクターといういわゆるデザインだけでなく、価格だったり量だったり、いろいろな要素が絡んできます。

デザインの授業として、自分が商品を選ぶとき、どんなこだわりを持っているのか、たくさんの商品の中からなぜその商品を選んだのか、自分の中で理由を意識して、さらに整理して分析することを宿題としました。同じ商品のパッケージを選んだ生徒もいますが、選んだ理由はそれぞれです。
木田公民館祭り10月29日(土)・30日(日)に、PBLで『地域づくり』について探究している2年生の2チーム8名が参加しました。本校生徒の木田公民館まつりへの参加は、昨年(現3年生)に続いて2年連続となります。
当日は、「あそべ~る水族館」や「eスポーツ大会」のお手伝いをさせていただきました。地域の方々と交流できるよい機会となりました。



来年も継続してお手伝いができればと思っています!
生徒たちにこのような活動の機会をくださった木田公民館のみなさま、ありがとうございました。
10月27日(木)7限に、第2学年全員を対象とした進路講演会が行われました。
講師は、河合塾進学アドバイザー 三戸佑介 先生です。大型スクリーンにスライド資料を投影しながら講演が進みました。

国公立大学一般選抜試験の概要、さらには基礎・基本としての1・2年次の学習内容の重要性をアドバイスしていただきました。

復習の効果についてもグラフを用いて分かりやすく話をしていただき、この講演を通して受験生になる覚悟を持つができました。