12月16日(月)に、2年最終報告会、1年中間報告会を実施しました。本校の「総合的な探究の時間」では、地域の課題を見つけて解決策を提案する「地域に提案!」をおこなっています。1年生は10月まで探究活動の基礎を学び、11月に興味がある分野の課題を見つけるためのフィールドワーク(FW)に出かけました。そして設定した課題に対して、助言や指導を頂く場が今回の中間報告会です。
1年生は、高校生になって初めて校外の方にプレゼンテーションをする機会です。少し緊張しているようでしたが、助言者の方から多くの事を吸収しようと、真剣なまなざしでした。これから、3月の課題設定報告会に向けて、今日の学びを大切にして課題設定の見直しに取り組みます。

2年生は、FW先の方、大学の先生、役所の方、NPOの方など、これまでお世話になった方々をお招きして、最終報告会にのぞみました。また、福井大学の木村優教授と共に研究されている中国の大学の先生も特別参加して下さいました。
株式会社mummの村上純一郎様に開会のご挨拶を頂いて、ポスター発表が始まりました。設定した課題に対する探究方法はどうだったか、解決方法は有効かなどについて、コメントをいただきました。また本校では、同じ時間に中間報告会をおこなっている1年生も、交代で先輩の発表を聞くシフトをとっていて、みな探究活動の最終的なゴールをイメージして聞いていました。
閉会式では、福井大学の木村教授に講評と探究活動の意義についてお話しいただきました。最後に、来場してくださった皆さんに代表の生徒が謝辞を述べて閉会となりました。2年生は今後、省察論文として、これまでの探究活動を整理し言語化する活動に取り組みます。

