12月13日(金)に、金沢大学の大学生との交流会、福井大学大学院生によるSTEAM教育、この2つの講座が開かれました。
・福井大学大学院生によるSTEAM教育
福井県内の高校1年生を対象にしたSTEAM教育の効果を実証するための研究を進めておられる、大学院生の増井さん、安田さん、石原さんに講師としてお越しいただきました。STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合的に学ぶ教育のことです。「STEAM教育の目的は、論理的思考力や問題解決能力といった力を身につけ、高めていくことにある」と言う増井さん、STEAM TOYを使って生徒に遊び感覚も交えて、3種類の実験させて下さいました。

・金沢大学生との交流会
令和4年度から金沢大学の山下貴弘特任助教に御協力いただき、学部生や大学院生との交流を通して、高校生の進路選択に資する話や、探究活動の意義についての話をしていただいています。今回は、福井県出身の小泉さんから、文理選択の心構え、探究テーマの決め方、そしてKUGS特別入試(ある一定の探究する能力を持つ者を育成するための金沢大学の入試制度)で入学した経験から、大学進学と探究活動との関わりについてお話しいただきました。そして八木さんからは、金沢大学融合学域ならではの、学問の枠を超えてアート&デザインについて研究しているお話をお聞きしました。金沢大学の山下特任助教と学生さんには、3月の最終報告会にお越しいただく予定です。