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2年生対象の教養講座が開かれました

投稿日時: 2024/06/13 10:18

6月7日(金)のASUの時間に教養講座「ふくいの歴史は面白い〜地域資料から学ぶ〜」が探究ルームで開かれました。
今回は福井県文書館・企画主査の田川雄一様をお招きし、2年文系の生徒を中心に20名弱が参加しました。


1 文書館とは?
 福井県立図書館内に所在し地理的には本校と近い福井県文書館ですが、訪れたことがない生徒も多く、改めて田川様にご紹介いただいたことで興味を持った様子でした。


2 資料原本を見てみよう
 通常一般の利用者は古文書の複製しか閲覧できませんが、今回は特別に「内田吉左衛門家文書」の実物をお持ちいただきました。間近で見る本物の古文書に生徒たちは目を輝かせていました。 た。


3 資料の読解に挑戦しよう
 生徒たちは、結城秀康が与えた鳥の子紙の販売に関する特権について書かれた古文書の読解に挑戦しました。一文字目の「鳥」がなかなか読めない生徒も多く、読めた瞬間には「おお!」「なるほど〜」といった声が上がっていました。

4 まとめ
 最後に田川様より地域資料の魅力についてお話していただきました。以下は生徒の感想(一部抜粋)です。


・実際の貴重な資料を見て、約400年前の資料が残り続けて自分の目の前にあるのがすごく不思議に感じました。古文も読みにくくて難しかったけれど、答えを聞くと、なるほどねとなって楽しかったです。
・古文書を初めて見て、見た目にすごい迫力を感じた。県立図書館に文書館があると知ったから、機会があったら行ってみたい。


福井藩祖・結城秀康生誕450周年を迎える記念すべき年に、直筆の資料と触れ合える貴重な機会となりました。