12月15日(金)に本校の探究ルームにて、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の教育支援コーディネーターの斉川清一様をお招きして、第1回放射線講座が開かれました。

参加者はまず、物質の中の放射性同位体は変化し、これを測定することで地球の太古のイベントの年代測定が可能であることを学びました。そして、放射性崩壊のシミュレーションとして、放射性原子に見立てた100個のサイコロを振り、1の目が出たら放射性崩壊したとして取り除いて、残りのサイコロの数をグラフにしました。

最後に、サイコロを振る代わりに、コンピュータのランダム関数を用いてシミュレーションする方法を体験しました。サイコロ100個よりも1,000個、1,000個よりも10,000個のほうが、グラフが理想的な曲線に近づくことを演習しました。

第2回放射線講座は1月19日(金)のASUの時間に開かれ、実験や観察が多く行われます。自分の目で放射線を見ることができるということで、生徒達は楽しみにしています。