進路指導の特徴

 

時計台羽水高校では、生徒諸君の9割以上が上級学校への進学を志しています。
そのため、1年時から進路学習の機会をつくり、生徒諸君に自らの進路について考えてもらう機会を多数設けることで、学業に対するモチベーションを高める取り組みを行っています。

具体的には、以下のような流れになっています。

  1. 1年時は職業観の育成を目指す。
    つまり、「どんな職業があるのか」「どんな職業に就きたいか」といったことについて考え、自分なりの考えを持つ。
  2. 2年時には学部・学科観の育成を目指す。
    つまり、「自分が希望する職業に就くためには何を学べばよいか」「自分は何を学びたいのか」「自分の学びたいことを学ぶには、どの学部・学科に進めばよいか」といったことについて考える。
  3. 3年時には大学観の育成を目指す。
    つまり、 「自分が進みたい学部・学科はどの大学にあるか」「自分の学力から考えて、どの大学を目指すのがよいのか」といったことについて考え、見つけた大学を目指して、最大限に努力する。

きめ細かな進路指導

上記の方針のもと、羽水高校では、各担任団と進路指導部が協力し、以下のような取り組みを行っています。

社会人講師による適性発見講座 1年生

様々な職種の社会人講師から、職業についての講話を受ける。 (7月に実施)

職場見学 1年生 様々な職場を見学し、その結果を模造紙にまとめ、学校祭で展示発表する。(7〜8月に実施)
進路適性検査 1年生 進路選択のための適性検査
学部学科説明会 2年生 大学の先生から、直接学部や学科の内容について説明を受ける。(7月に実施)
出張講義 2年生 大学の先生から専門の内容についての講義を受ける。
(1月に実施)
学部学科適性検査 2年生 進路選択のための適性検査
進学講演会 3年生 予備校や受験産業関係者から、受験勉強に関した講演を受ける。 (4月と7月に実施)

このほか、1年生は5月・3月の2回、2年生は9月・3月の2回、ベネッセ・コーポレーション「スタディーサポート」を実施し、学習の仕方や学習到達度をチェックしています。

また、各大学の見学会やオープンキャンパスへの参加を積極的に勧めるなど多くの工夫を行っています。
特に2年生は、夏休み中のオープンキャンパスへの参加を宿題として義務づけ、休み明けに報告するように指導しています。

充実した土曜講座、補習授業

受験学力を身に付けるため、羽水高校では以下のように土曜講座、補習を実施しています。

土曜講座 1・2年生… 8:40〜12:30(70分×3)
        英数国の3教科を中心に年間10回程度実施
3年生  … 8:40〜12:30(70分×3)
      理社の2教科を中心に年間7回程度実施
夏季補習 夏休み中 約13回実施 8:40〜12:30(70分×3)
冬季補習 冬休み中 約6回実施 8:40〜12:30(70分×3)

また、3年生については夏休み中の補習が3日程度長くなります。

模擬試験

羽水高校では、学力確認とその向上のために、休日を利用して模擬試験を実施しています。
進路が明確になる3年生の夏休み以降を除いて、原則的に全員が受験することになっています。

1年生 福井県連合模試年間3回(7月・11月・1月)
校内模試年間1回(9月)
2年生 福井県連合模試年間4回(5月・7月・11月・1月)
校内模試年間1回(9月)
早期マーク模試(2月)
3年生 福井県連合模試年間6回(5月・6月・7月・9月・10月・11月)   
全統模試年間4回(8月・9月・10月・11月)
代ゼミセンタープレテスト1回(11月)
全統センタープレテスト1回(11月)
駿台センタープレテスト1回(12月)

進路指導・進路資料の充実

図書資料コーナー1羽水高校・進路指導部では、進路研究に必要な資料を、生徒諸君が気軽に閲覧できるよう様々な工夫を行っています。

特に図書・資料コーナーは様々な大学・短大の資料が整然と分類されており、受験を目前に控えた3年生にとっては大きな助けとなっています。

また、進路指導部は小論文指導や面接指導の企画・運営にもあたっており、様々なノウハウを蓄積しています。毎年、多くの生徒が指導を受け、希望進路を実現しています。

Copyright (c) 2006-2012 Usui High School. All Rights Reserved.