活動報告 ― 2012年度

番組 総制作本数 8作品(映像作品5作品、録音構成3作品)

アナウンス/朗読 総出場者数 10名

ラジオドキュメント作品

解ってください

メイン担当 好本、岡本

「身体がだるくて朝起きられない」聞けば誰にでもありそうな事です。

しかし、こうした症状がいつまでも続いて苦しんでいる若者たちがいるのです。「起立性調節障害」と呼ばれるこの思春期特有の病の存在を知った私たちは、心身症の一種でありながら、本人でさえも気づきにくく、他人からは怠けているとだけだと誤解されやすいこの病について、もっと理解してもらいたいと思い、この番組を制作しました。

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 ラジオドキュメント部門 最優秀賞
第59回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  ラジオドキュメント部門 出場
第42回東海ラジオ主催高等学校ラジオ作品コンクール 番組制作部門(リメイク版) 奨励賞(7~11位)

テレビドキュメント作品

Anti Noise

メイン担当 岡川

学校の放送室にはきちんとしたスタジオがあるものだ。私は高校に入るまで、そう思い込んでいた。しかし、それは誤解だった。

録音の度に逐一外の様子を窺い、騒音が収まるまでじっと耐え続ける…考えてみればおかしなことである。この状況を打開するため、我々は調査を始めた。

同じ悩みを持つ全国の放送部員と思いを共有したい、そして解決策を探りたい。そんな思いから、この番組を制作した。

59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選  テレビドキュメント部門 最優秀賞
第59回NHK杯全国高校放送コンテスト本選 テレビドキュメント部門 優良賞(全国ベスト10)

創作ラジオドラマ作品

Human Connect

メイン担当 福田

デジタル機器とインターネット網が幅広く普及し、コミュニケーションを行うのに多くの人がデジタル端末を用い、SNSなどを利用するようになりました。でも、そんな世の中でも、0と1だけでは表せないのが人の心です。デジタル社会における人と人との繋がりの危うさ、そしてその理想像について表現したいと表現したいと考え、この作品を制作しました。

高校生の広瀬充は新しいSNSアプリ「Human Connect」を開発した。アプリは順調に普及したが、ある日、同じクラスの大道麻耶にシステムを批判されて、反論してしまう。しかし、これらをきっかけに二人は友人関係になり、充はさらに仲を深めたいと思うようになる。ある日、仲が進展しないことが不満な充は、つい出来心で管理者権限を悪用して、麻耶との相性パラメータを操作してしまう。しかし、データを操作したことでシステム全体に矛盾が広がり、「Human Connect」は復旧不能な状態に陥る。ユーザーから徹底的に非難された充は復旧を試みるがうまくいかない。そんな中、充は麻耶に呼び出される。充は麻耶に真実を話し、非は自分にあったと反省する。それに対し、思いは直接自分に言って欲しかったと諭す麻耶。今後も管理者として、人と人とを繋いでいきたいと言う充の恋人になることを麻耶が認めるとシステムの矛盾は解消した。

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 創作ラジオドラマ部門 最優秀賞
第59回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  創作ラジオドラマ部門 出場

守りたいもの

メイン担当 田中

私は放送部に入る前、ボクシング部に入っていた。ボクシングは楽しかったが、女子がボクシングをしているというだけで、周囲から「女がやっていて大丈夫なのか」「女を捨ててるね」など様々なことを言われた。実際、男子からは女子扱いされなくなっていた。しかし、ボクシングをやろうとやるまいと、女の子は女の子であり、恋だってするのだ。そんな思いを伝えたいと考えて、この作品を制作した。

幼い頃にいつもいじめられていた幼馴染の健人を守ると決めた真琴。真琴は強くなるために空手などを習った。それから月日は経ち、健人と真琴は高校二年生になった。真琴はボクシングをやっており、健人に淡い恋心を抱いていた。いつも通りの体育の時間、真琴は友人たちに健人がモテていることを知らされる。幼馴染ということに安心していた真琴は、急に焦りだす。部活中でも上の空でいた真琴は、鋭いパンチを食らってしまい、保健室に運ばれる。目を覚ますと、そこには健人がいた。自分がボクシングをしていることに今更後悔していた真琴に、健人は「自分はひょろくて弱っちいが、別の方法で真琴を守りたい」と告げ、真琴はこのままの私で良いのだと安心した。

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 創作ラジオドラマ部門 優良賞

創作テレビドラマ作品

父さんのいし

メイン担当 八田

誰にでも人知れずやろうと思っていることがある。でも、それは他人から見れば、意味が分からないことであったり、誤解につながることであったりすることが多い。たとえそれが本人にとって切実なことであっても…。しかし、ちょっとしたきっかけがあれば、多少なりとも理解してもらえるし、理解することができる。

大切なのは、理解しあうための手がかりなのだ。そうしたことを表現したくて、このドラマを制作した。

 

地質学者の父を十年以上前に亡くした大地は、ある日、父の残した日記を見つけ、父の形見である化石を削りはじめる。一方、姉の沙織は帰りの遅い弟が何をしているのか、分かっていない。そんなある日、父の分までと懸命に働いていた母が倒れてしまう。家のことをほったらかしにして好きなことをしているように見える大地を、沙織は好きなことをしたあげくに死んでしまった父と同じことだと罵倒する。言い返すことのできない大地。数日後、大地に対して言い過ぎたと自覚している沙織は落ち込んだ様子であった。帰宅後、大地の部屋に謝るきっかけを探しに行った沙織は、大地の机の上に、父の日記を見つける。そこから大地が何をしていたのかを察する沙織。帰宅した大地に事実を確かめた沙織は、大地に謝罪する。大地もまた沙織の気持ちを考えなかったことを謝罪し、二人は和解した数日後、家族で父の発掘現場に出かけることになり、大地は父の日記に話しかける。

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 創作テレビドラマ部門 最優秀賞
第59回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  創作テレビドラマ部門 出場

校内放送研究発表

Ustream研究

メイン担当 岩見、佐藤

 

 

 

 

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選  校内放送研究発表部門 全国推薦
第59回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  校内放送研究発表部門 出場

オーディオピクチャー作品

種を蒔く

担当 岡本、八田、谷口

福井市で「農園たや」を経営する田谷徹さんは、若いスタッフたちとともに農園で汗を流す傍ら、地域の農業科の方々と勉強会をしたり、インドネシアとの国際交流事業に関わったりするなど、とても精力的に活動しています。

私たちは、田谷さんの取り組みを紹介するとともに、田谷さんがこうした活動を始めた理由や、田谷さんの考えや思いを多くの人に伝えたいと思い、この番組を制作しました。

 

成24年度福井県高校放送コンテスト新人大会  オーディオピクチャー部門 最優秀賞
第9回北信越高等学校選抜放送大会 長野大会 オーディオピクチャー部門 優良賞
第37回全国高等学校総合文化祭 長崎大会 オーディオピクチャー部門 出場

ビデオメッセージ作品

再起 ~昭和倉庫館・焼け跡からの出発~

担当 岩見、田中、奥田

福井県坂井市三国町には「三国昭和倉庫館」という個人経営の博物館があり、人気を集めていました。

しかし、2012年1月、倉庫館は隣家の火事によって全焼してしまいました。 以前から倉庫館についての番組を作りたいと考えていた私たちは、急きょ、館長の加賀さんを取材させていただきました。 そして、倉庫館に対する加賀さんの思いや倉庫館復活を期待する人たちの存在を知り、倉庫館復活に向けた動きについて知ってもらいたいと思い、この番組を制作しました。


平成24年度福井県高校放送コンテスト新人大会   ビデオメッセージ部門 最優秀賞
第9回北信越高等学校選抜放送大会 長野大会   ビデオメッセージ部門 優良賞
第37回全国高等学校総合文化祭 長崎大会 ビデオメッセージ部門 審査員特別賞

笑顔届けます

担当 大谷、川島、門井

福井県三国市でバルーン専門店を開いている慈道めぐみさんは、2006年に胃がんと宣告されます。

しかし彼女は闘病生活を続けながらバルーンアートの大会に出品し続け、ついに全国大会優勝を果たし、その後も大会で多くの賞を獲得しました。

彼女のバルーンに懸ける強い思いと、命の大切さについて伝えたいと思い、この番組を制作しました。

成24年度福井県高校放送コンテスト新人大会  ビデオメッセージ部門 優良賞

アナウンス部門

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選

岡本 「事務員・福岡渉さんについて」
門井 「大森先生について」

平成24年度福井県高校放送新人大会

岡本 「『農園たや』の田谷徹さんについて」 優良賞
門井 「福井市治水記念館について」
大谷 「バルーンアーティスト・慈道めぐみさんについて」

第9回北信越高等学校選抜放送大会長野大会

岡本 「『農園たや』の田谷徹さんについて」 出場

朗読部門

第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選

奥田 「さがしもの(角田光代)」
山中 「ひとり暮らし(谷川俊太郎)」
竹下 「ひとり暮らし(谷川俊太郎)」

平成24年度福井県高校放送新人大会

奥田 「窓の向こうのガーシュウィン(宮下奈都)」
川島 「誰かが足りない(宮下奈都)」