活動報告 ― 2006年度

番組 総制作本数 5作品(映像作品2作品、録音構成3作品)

アナウンス/朗読 総出場者数 7名

ラジオドキュメント作品

キモい研究

メイン担当 本山

「キモい」と言われ続けてきた少年。このように言われるたびに、胸をえぐられたような心の痛みと、存在を否定される拒絶感を感じてきたそうです。しかし、世間を見てみると、「キモい」という言葉は当たり前のように使われています。こんなひどい言葉がなぜ使われるのか?そんな疑問から、少年は「キモい」という言葉を調べ始めました。

第53回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 ラジオドキュメント部門 最優秀賞
第53回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  ラジオドキュメント部門 入選(全国ベスト20)

創作ラジオドラマ作品

チーズケーキのおいしいお店

メイン担当 近藤、野村

お互いを良く理解し合っていると思っていても、ふとしたことですれ違いは起こるものです。特にお互いが「相手はこうで自分はこうだ」と思いこんでいて、それが覆されたときのショックは大きいのではないでしょうか?ここでは双子の姉妹という幼い頃からずっと一緒で、お互いを十分理解し合っているはずの二人が、受験によって立場が逆転する様子を描きました。特に挫折を通して成長する姉の様子に注目して欲しいと思います。

リカはミカという双子の妹をもつ高校3年生の女の子である。リカはいつもミカの前を行く存在でありたいと思い、勉強でもスポーツでも常に努力してきた。ミカもまた姉が自分をリードすることが当たり前だと思っていた。そんな二人が同じ大学を受験することになる。通い慣れた喫茶店で「合格したら二人でこの店のチーズケーキを食べに来よう」と約束する二人。しかし、ミカは大学に合格したものの、リカは不合格になってしまう。リカは「大した努力もしないで合格したミカはずるい」と当たり散らし、二人は気まずい雰囲気のまま春を迎える。大学に進学したミカは県外に引っ越し、浪人生になったリカは地元に残ることになった。ミカを送り出した日、リカはあの喫茶店に立ち寄った。大好物のチーズケーキを注文しようとしないリカに、マスターは黙ってチーズケーキを差し出す。不審に思ったリカが、なぜチーズケーキを出すのかと尋ねると、マスターは「ミカちゃんのおごりだ」と言い、旅立つ前にミカがリカのことを心配していたことを明かす。ミカの思いを知ったリカは思わず泣いてしまう。喫茶店を出たリカは、早速ミカに電話し、帰ってきたときには一緒にチーズケーキを食べようと約束するのだった。

第53回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 創作ラジオドラマ部門 優秀賞
第53回NHK杯全国高校放送コンテスト本選  創作ラジオドラマ部門 出場

校内放送研究発表

ステディカムの制作

メイン担当 白崎

体育祭など三脚を使用できない状況の場合、手持ち撮影せざるを得ないわけですが、どうしても手ぶれが気になります。

また、ドラマを作成する場合などにもカメラを自由に動かしたくなるものです。そこで今回私たちはステディカム(もどき)を製作することにしました。その結果、二種類のステディカム(もどき)が完成しましたので、それぞれの製作法や使い勝手などについての考察を報告したいと思います。

 

第53回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選   校内放送研究発表部門 全国推薦
第53回NHK杯全国高校放送コンテスト本選   校内放送研究発表部門 出場(順位はつかない)

オーディオピクチャー作品

担当 田中

私たちは福井県に伝わる伝説について調べていくうちに、福井県越前市の「鬼ヶ嶽」に伝わる伝説に興味を持ち、取材を行うことにしました。ちょうどその折、福井県立歴史博物館で「鬼」に関する展示会を行っていましたので、学芸員の方をたずね、さまざまなお話を聞かせていただきました。その過程で、私たちの興味は「鬼ヶ嶽」の伝説ではなく、鬼そのものにうつっていきました。鬼とは一体どういう存在だったのか、そして歴史的な事実と各地に伝わる鬼伝説の間には関係があるのか。私たちは大いに考えさせられました。この作品を通して、私たちと同じように鬼について様々なことを考えていただければうれしいです。

第17回福井県高等学校総合文化祭 オーディオピクチャー部門 最優秀賞
第3回北信越高等学校選抜放送大会 長野大会 オーディオピクチャー部門 優良校(3位相当)
第31回全国高等学校総合文化祭 島根大会 放送部門 出場

ビデオメッセージ作品

エチクラ参上!

担当 高島

「福井県に関するもので有名なものと言えば何ですか?」と尋ねられたら、みなさんは何と答えますか?東尋坊、永平寺、原子力発電所、越前ガニ…いろいろあるでしょうが、中でも最近注目を浴びているのは、各地で深刻な漁業被害をもたらしている「エチゼンクラゲ」だと思います。幸い、昨年度のエチゼンクラゲによる被害は、比較的に軽かったということですが、それでも「厄介者」であることに変わりありません。福井の別名「エチゼン」の名を冠したこの厄介者、エチゼンクラゲとはどんな生き物なのか。そして私たち人間はエチゼンクラゲにどう対処すべきなのか…そういったことを考えていただきたいと思い、この番組を制作しました。

第17回福井県高等学校総合文化祭   ビデオメッセージ部門 最優秀賞
第3回北信越高等学校選抜放送大会 長野大会   ビデオメッセージ部門 出場
第31回全国高等学校総合文化祭 島根大会 放送部門 出場

アナウンス部門

第53回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選

相馬彩希
藤沢史帆

第17回福井県高等学校総合文化祭 放送部門

藤沢史帆
松村知美

朗読部門

第53回NHK杯全国高校放送コンテスト県予選

田中夕紀乃 「ある日、カルカッタ(俵万智)」
北島裕子 「大鏡」
堀江美晴 「口笛吹いて(重松清)」
松村知美 「ある日、カルカッタ(俵万智)」

第18回福井県高等学校総合文化祭 放送部門

松村知美「101個目のレモン(俵万智)」
野坂孔明「寺泊(水上勉)」

THE★放送出品作品

ゆびきりげんまん(ラジオドラマ)

担当 北島

効果音にこだわった、本格的な時代劇?うるわしき主従関係に涙してください。

時は戦国時代。幼い頃からともに育った若君と秀丸はそれぞれたくましく成長するが、秀丸は次第に臣下である自分の立場を思い、若君と距離を取るようになっていく。それを不満に感じる若君…。やがて二人は戦いの渦に巻き込まれていく。国を守るために自ら死地に赴いた秀丸を案じ、若君は周囲の制止も聞かず飛び出していく。敵の真っ直中を突破しつつ、ひたする秀丸の無事を祈る若君。偶然にも二人は戦場で出会い、勝利とお互いの無事を喜びあう。しかし、その時敵の生き残りが二人を狙う…。飛んできた矢に貫かれたのは若君だった。自分をかばって死んでゆく若君を抱きかかえて嘆く秀丸に、若君は「昔のように俺の名前を呼んでくれ」と頼むのだった。